私は、自分のことが大嫌いだった。
何も取り得ないし、顔が可愛い訳でもなくて、体型もぽっちゃりで。
生まれてきた環境は普通で、サラリーマンの父親にパートの母親。
私のことが嫌いな弟。
耳の遠いパワフルなオジィとお話し好きなオバァと一緒に暮らしていた。
本当に普通すぎて、言うと何不自由ないお家だった。
必要なものは揃っていたからか、ハングリー精神もなかった。
小学校の私はいじめっ子で(幼稚園からか。)
私より弱い子をいじめていたカッコ悪い過去。
中学校は適当に部活をやって、シカトされたことがきっかけで途中で部活やめて。
その後は大したことしてない。
自分の考えは持っていなかったし、何か達成したこともなかった。
ただ生徒会をやっていたことは楽しかった。
放課後残って作業するのは好きだった。
高校は染織デザイン科に進学。
勉強はできなかったけど、なんとなく「首里高校」っていうブランドが欲しかった。
仲良い友達が首里高行くから。
デザインに興味あったし、って言うくらいで高校は決めた。
3年間持ち上がりのクラス。
男子がいない環境は私的に伸び伸びできて楽しかった。
初めてみる人間がたくさんいて、生きやすかった。
自分が自分でもいいんだ、って思える環境だった。
グループになることもあったけど、基本的に個々で行動するのが居心地よかった。
けど、団結するときはちゃんとして、そこで私が作られた気がする。
専門学校は1年制に進学。
私は放送系の専門学校に行きたかった。
高校の時の進路相談で、先生に無理だよって言われてすぐ折れた。
何も策を練らなかった。
なるがままに私でも出来て、お金に負担がかからないように専門学校は考えて選んだ。
充実・・・とは程遠い。
学校生活はなんとなくで、深く考えない。
楽しもうとすることは辞めた。
たくさんサボった。
自分の将来が適当になった1年間だった。
それなりに就職した。
5年ちょい事務職に就いた。
高校の仲間と週末飲み歩いた。
だんだん平日に飲むことも増えた。
お酒を飲むと全てのことが忘れられて、酔った時だけが本当の私でいられた。
一緒に飲んでた友達も私が酔うのをめんどくさがってた時もあったと思う(笑)
酔うと怖いもの知らずの私といるのが楽しいと思ってくれていたはず(笑)←え
辞めるまでの最後の1年は、事務職が終わると焼肉屋でバイトしてた。
接客ってすごい楽しくて、仕事で嫌って初めて思わなかったかも。
洋服屋さんに転職して→妊娠分かって辞めて→1年働かなくて→今の事務職に就いている。
ただただ、目の前のことをこなすだけの私。
自分が何者なのかマックスで分からなくなったのは産後すぐ。
仕事をしてない時に気づいた。
「自分って何もがむしゃらに生きてない」
漠然と焦りだけが出てきて不安だった。
そんな時におじさんがくれた「うまくいってる人の考え方」って本。
表紙がピンクでブリブリした本に見えてなんか嫌だった。
けどこの本の使い方が私にとって初めてで惹きつけられた。
本は最初から読むものって思っていたけどこの本は、週に1項目ずつや1年にわたって取り組んでいくのもありって書いてあった。
私に必要な時に、必要な部分だけ読む。
だから実行出来て、気づいたら「出来ない」じゃなくて「やってた」だった。
なるほど、これがうまくいってる人の考え方ね〜ってなった。
定期的に何がしたいのか分からない壁にぶつかるけど、
気づけは自分のことが嫌いっていうのは無くなっていた。
自分が自分でいることには変わりないし。
むしろちょっと好きだったりする。
それは、ちょっと努力をした経験を作れたことがきっかけ。
やればできるじゃん、自分って気づいた時に好きになれる。
今幸せじゃん?って気づいた時に好きになれる。
今は悩んでる自分も好きかも。
悩んでるから出会った友達もいたし、助けてくれる友達もいた。
ちょっと前の自分ならそれさえも気づけれなかったかも。
気づきに気付ければそれは充実になるね。
それを中学校から気付ければ・・・なんて思ったりするけど。
実際は過去の自分があったからおじさんにも出会えたしアオにも出会えて新しい命も授かれたのだから。
それだけではなくて私たちを祝福してくれる仲間は過去で作れてたってこと。
自分を認め方が分からない方は読みやすくていいかもしれない。
これからを変えるためにこの本に助けてもらう。予定。
この表紙が私的には好き↓
中古もあるみたい↓
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併せて読んでみてくださいなぁぁぁぁ